【映画祭】2/24「とよたNEGAPOSI映画祭」開催のお知らせ

つくる・つなぐ!つなぐ・つくる!で「誰もが映画をつくりたくなる街へ!」
豊田でつながった才能がつくる映画と映画祭「とよたNEGAPOSI映画祭」が開催されます!
映画館では観られない、地元の人材による地元を舞台にした映画を観に行こう!

とよたNEGAPOSI映画祭
【日時】2月24日(土)12:00開場 12:30~16:10
【場所】豊田福祉センター ホール 
【料金】1,000円 18歳以下無料 ※活動応援資金として大切に使わせていただきます。 
上映作品について、映画祭詳細は主催者サイトをご覧ください → https://www.negaposifilm.com/


【お知らせ】豊田を舞台にした連続ドラマ制作プロジェクト 「おはよう、家族」 制作発表

2024年春~2025年春にかけて、豊田市内で45~60分程度のドラマを3話制作・上映します。1~3話は連続したストーリーで、最終的に1本の長編作品としてまとめます(120分程度)。
ドラマのジャンルは、大いに笑えてちょっぴり泣ける、お子さんから高齢者まで幅広い層が楽しめる、豊田で暮らす家族が主人公の“ホームドラマ”です。

タイトル「おはよう、家族」
出演/MOMOCO 助川顕太郎 刈谷三四郎 夢野杏奈 坂本桜涼 折橋衣月 ほか
脚本/石黒秀和
監督・プロデュース/清水雅人
その他スタッフ・キャスト/市民公募
製作/映画街人とよた 協力/とよたフィルムコミッション連絡協議会 ひまわりネットワーク株式会社
 
【あらすじ】
 東雲(しののめ)家の長女・結は中学3年生。家族5人で豊田市の農山村で暮らしている。
 東雲家は今、幾つかの問題を抱えている。父・良介はエリート官僚だったがパニック障害を発症し時々引きこもりに。弟・講は不登校中。村おこしの達人と呼ばれた祖父・茂一も、妻を亡くしてからは仏壇の前で泣いてばかり。そんな中、母・幸子だけは持ち前の明るさと行動力で、日々を楽しんでいた。しかし、そんな幸子には家族も知らないある秘密があった…。
 過疎化の進む豊田市の中山間地を舞台に、そこで暮らす人々の営みと、移り変わる四季の自然を背景に、心に傷を負いながらも新たな家族として再生していく人々の姿を、温かい眼差しで描く全3話のローカルホームドラマ。

【プロダクションノート】
 豊田市旭・小原地区を中心にオール豊田ロケで撮影。旭地区押井の里の「源流米ミネアサヒ自給家族」「しきしまの家」などもモデルに描きます。
 長年豊田市で映像制作や映画制作支援に携わってきた清水雅人が監督・プロデュース、とよた演劇協会会長で劇作家の石黒秀和を脚本に迎え、スタッフ・キャストは地元で公募 手弁当のボランティアで制作、地元で上映・放映する純度100%の“地産地消ドラマ”です。

【制作スケジュール】
1話 撮影2024年5~6月撮影 7月完成・上映(豊田市民文化会館内つながリビング)
2話 撮影2024年10~11月 12月完成・上映(豊田市民文化会館内つながリビング)
3話 撮影2025年3~4月 5月完成・上映(豊田市民文化会館内つながリビング)
1~3話をまとめて、長編作品として上映会開催 及び ひまわりネットワーク放映(予定)

清水雅人(監督)コメント
 最初に作った映画を観てくれた人から「自分の住む街が舞台になっててうれしい」という感想をもらって以来、地元で映画・映像を作り続けて早25年。その原点に立ち返って映画を作りたい、子どもの頃にテレビで観ていたホームドラマを“今”の時代設定で描きたい、そんな想いがこのドラマ制作のきっかけです。
 と言っても、堅苦しい社会派なドラマではありません。お子さんから高齢者まで楽しめる、家族みんなで楽しむことのできるドラマにしたいと思っています。
 1年以上をかけて臨むプロジェクトですが、まずは映画を作る我々スタッフ・キャストが映画作りを楽しみたい、その雰囲気が画面から漏れ出すドラマにしたいと思います。

清水雅人プロフィール
2000年頃より自主映画製作を始め、周辺の映画製作団体を統合して M.I.F(ミフ Mikawa Independet Movie Factory)を設立( 2016年解散)。監督作「公務員探偵ホーリー 2」「箱」などで国内の映画賞を多数受賞。また、全国の自主制作映画を上映する小坂本町一丁目映画祭を開催( 2002~ 2015年に 13回)。コミュニティ FMにてラジオ番組パーソナリティ、 CATVにて番組制作なども行う。
2012年、サラリーマンを退職 /独立し豊田星プロを起業。豊田ご当地アイドル Star☆T(すたーと)プロデユースをはじめ、映像制作、イベント企画などを行う。
2016年、豊田では初の市内全域を舞台にした劇場公開作「星めぐりの町」(監督 /黒土三男 主演 /小林稔侍 2017年全国公開)を支援する団体 映画「星めぐりの町」を実現する会を設立し、制作、フィルムコミッションをサポート。 2020年、団体名を「映画街人とよた」に改称し、 2021年全国公開映画「僕と彼女とラリーと」支援ほか、豊田市における継続的な映画映像文化振興事業を行う。とよたフィルムコミッション推進協議会委員。

石黒秀和(脚本)コメント
 人生ままならぬことがあっても、一所懸命生きる人々の姿を、優しく見つめる、そんなドラマを描けたらと思いました。監督の清水さんからは、子どもの頃に観たような、誰もが笑って泣ける、そんなホームドラマを描いて欲しいと言われました。
 人口減少による地域消滅が現実のものとなり始めている豊田市の中山間地を舞台に、まだ家族になりきれていない家族が、家族になるまでの物語を、豊かな農山村の四季と自然、その中で暮らす人々の営みを通して描いてみるつもりです。
 大きな事件も事故も起きないかもしれませんが、ささやかな日常が、身近な人が、土地が、愛しくなる、そんなドラマになればと思っています。

石黒秀和プロフィール
1989年に倉本聰氏の私塾・富良野塾にシナリオライター志望として入塾。卒塾後、カナダアルバータ州バンフに滞在し、帰国後、富良野塾の舞台スタッフやフリーのシナリオライターとして活動。 1993年より 9年間、豊田市民創作劇場の作・演出を担当する。
2003年、 2006年には国内最大級の野外劇「とよた市民野外劇」の作・演出を担当。その後、人材育成の必要性を実感し、舞台芸術人材育成事業「とよた演劇アカデミー」 (現在はとよた演劇ファクトリー )を発案、実行委員として運営に携わり、 2011年から 2015年まで短編演劇バトル T-1を主催する。
2012年からは TOCを主宰して市民公募のキャストによる群読劇を豊田市美術館などで上演。 2017年からは、とよた市民アートプロジェクト推進協議会委員長として様々なアートプログラムの企画・運営に従事し、同年、とよた演劇協会を設立。会長に就任し、 2020年、とよた劇場元気プロジェクトを実施する。
その他、演劇ワークショップの講師や人形劇団への脚本提供・演出、ラジオドラマ、自主短編映画製作など活動の幅は多様。これまでの作・演出作品は 70本以上。 1997年からは公益財団法人あすてのスタッフとして社会貢献事業の推進にも従事。豊田市文化芸術振興委員ほか就任中。平成 8年度豊田文化奨励賞受賞。平成 12年とよしん育英財団助成。平成 27年愛銀文化助成。日本劇作家協会会員。